校長あいさつ

 

私たちの学校は、世界で5番目に設立され、今年で開校56年目を迎える歴史と伝統ある日本人学校です。
緑豊かな広大な敷地には、幼稚部、小学部、中学部の校舎、校庭(2つ)、体育館(2つ)、プールも50m、25mの2つがあり、充実した施設環境を誇っています。すばらしいのは施設環境だけではありません。教育活動を担う先生方は、日本全国から選ばれた優秀な先生方ばかりです。本校では、日本を離れて暮らす皆さんに心身共にたくましく育ってほしいという願いを込め、「たくましいからだ ゆたかな心 優れた知性と国際性を備えた児童・生徒の育成」という教育目標を掲げ、子どもたちが自己実現を図れるよう指導しています。中でも特に英語教育に力を入れており、小学1年生から中学3年生まで習熟度別に週2回、ネイティブの先生による英会話の授業を実施しています。また、熱帯の気候を生かし年間を通して実施しているイマージョン水泳(IS)では、現地のスイミングコーチが英語で授業を進めるなど特色ある教育活動を展開しております。さらに、国際学校や現地校との交流会、カンポンホームステイなど、マレーシアの人々との交流も盛んに行い、世界に羽ばたくグローバル人材の育成にも力を入れています。「人間には無限の可能性がある」と言われます。しかし、可能性がどれだけあっても、実行が伴わなければ何の役にも立ちません。実行すると失敗もすることもありますが、その失敗の積み重ねが成功への近道です。私たち学校では、子どもたちの自主性を尊重し、失敗を恐れず何事にもチャレンジできるよう全教職員で支援してまいります。そして、一度しかない幼稚園、小学校、中学校時代を、児童・生徒、保護者、日本人コミュニティー、関係機関、教職員にとって、入ってよかったJSKL(児童・生徒)、通わせてよかったJSKL(保護者・日本人コミュニティー・関係機関)、勤めてよかったJSKL(教職員) と実感してもらえる学校づくりを推進していきます。今後とも、ご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。